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「髪の日焼け」に備える

日差しが強くなる季節の悩みの種「髪の日焼け」に備える 医療法人再生未来 再生未来クリニック神戸院長 市橋正光先生

太陽光線の一種である紫外線により起こされる日焼け。
紫外線を浴びると、肌の老化が進み、シミの原因となるメラニンを生成するだけでなく、髪にも影響を及ぼします。
そこで、紫外線研究の第一人者である再生未来クリニック神戸の市橋正光先生にお話をお聞きしました。

肌よりも大きい
紫外線による髪へのダメージ

図表  肌や髪の日焼けの原因となる紫外線は、波長によってUV-A波、UV-B波、UV-C波の3つに分けられます。
このうち地上に届くのはUV-A波とUV-B波で、一年を通してダメージを与えています。 紫外線量は3月から増え始め、UV-A波は5月頃に、UV-B波は7〜8月にピークを迎えます。
 常に日光にさらされている頭部の髪は、顔の2倍以上の紫外線量を浴びていると言われています。
紫外線を浴びすぎると、髪を構成するアミノ酸のシスティン結合が分解、表面を保護しているキューティクルが剥がれ、内部が乾燥します。 これは、枝毛や切れ毛等の原因となり、髪自体が弱くなるため注意が必要です。
さらに、髪の内部にある色素のメラニンも破壊し、色が抜け落ちて赤茶けた色になります。
紫外線による皮膚細胞や髪の蛋白質の損傷は蓄積するので、ダメージを軽減するためには、紫外線を浴びすぎないことと、浴びた後の速やかな対策が必要です。

事前のケアで
健康髪をキープする

図表  これからの季節は海や山などのレジャーが盛んになり、紫外線を浴びる機会が増えてきます。
少しでもダメージをなくし、健康な髪を保つためのセルフケア方法を紹介します。
 基本は、帽子や日傘で頭部を守ることです。日傘は生地が厚めで色味が暗いものを選び、なるべく柄を短く持って体に近づけてさしましょう。
帽子は色味が薄く、つばの広さが7センチ以上あると理想的。UVカット加工が施してあれば、さらに安心です。
一日で一番紫外線量の多い時間帯は午前11時〜12時なので、外出する際は特に気をつけましょう。
 また、髪の同じところに紫外線を浴びないよう、ヘアアレンジで表面積を少なくしたり、分け目を変えるなどして回避しましょう。
UVヘアケア剤の利用も有効です。もし傷んでしまったら、トリートメントなどでケアしましょう。
洗う時はこすらず、水分はタオルで押さえるように取り除くのがコツです。自然乾燥は避け、ドライヤーを髪から10センチ以上離し、同じ所に風を当てないよう乾かします。


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