Vol2たっぷり野菜のだいずシチュー 1人分195kcal おいしい食事で毎日健康に!旬野菜レシピ 栄養満点のだいずと旬の野菜をたっぷり使った和風テイストのシチュー。見た目以上にさっぱり、塩分、脂質も控え目な健康メニューです。
【材料(5人分)】
・鶏もも肉 1枚(約170g)
・だいず 50g
・里芋 75g(15個)
・かぶ 100g(3個)
・ブロッコリー 100g(1/2個)
・にんじん 50g(1/3本)
・ごぼう 80g(1/2本)
・しめじ 100g
・鳥がらスープ 300ml
・だいずの茹で汁 200ml
・豆乳 400ml
・くず粉 40g
・ごま油 30ml
・酒 50ml
・塩 4g
・うすくちしょうゆ 3滴
【料理手順】
1.だいずはフライパンで炒り、一晩、水につける。その後、たっぷりの水で柔らかくなるまで約90分茹でる。里芋、かぶ、ブロッコリー、にんじん、ごぼうはそれぞれ一口大に切りそろえておく。
2.鶏もも肉は固い筋を取り、一口大に切り、塩をふる。鍋にごま油を敷き、鶏もも肉を炒める。切りそろえた野菜を加えて炒め、酒、鳥がらスープ、だいずの茹で汁、しめじを加えて煮る。
3.豆乳にくず粉を溶かし、鍋に入れて火にかける。クリーム状になるまで練り、豆乳あんをつくる。野菜が柔らかく煮えたら、クリーム状の豆乳あんを加え塩、うすくちしょうゆで味を調節する。
【調理のポイント】
調理にこだわりたい方は、下ごしらえを工夫してみてはいかがでしょうか。野菜は炒めるのではなく、下茹ですることで上品に仕上げることができます。里芋とかぶは、米のとぎ汁で下茹でし、水にさらしてアクを抜きましょう。同様に、にんじんも水から下茹でします。ごぼうは切ったら水につけ、米ぬかを入れて下茹でし、アクを抜きます。その後水にさらしてぬかの匂いを取り除きます。ブロッコリーは鮮やかな緑を残すために、塩茹でして急冷しましょう。また、くず粉がない場合は片栗粉で、鳥がらスープはコンソメで代用することができます。

和食と洋食の魅力を同時に
味わう贅沢なアイデア料理

 家庭でも簡単につくれる創作和食「たっぷり野菜のだいずシチュー」は、栄養満点のだいずと豆乳をベースに、さっぱりした味わいが女性に喜ばれる一品。
 見た目は洋風のシチューですが、里芋やかぶ、にんじん、ごぼうなど和食でおなじみの食材を使った、和洋折衷の味わいが魅力です。旬の食材をふんだんに使い、スープにすることで栄養を逃がすことなく効果的に摂取できる、ヘルシーなメニューです。

旬の野菜とだいずの力で
健康長寿を目指しましょう

一食あたりの栄養基準値に占める レシピの栄養値の割合 たんぱく質90% 脂質28% カルシウム33% 鉄89% ビタミンA 537% ビタミンB1 50% ビタミンB2 75% ビタミンC 95% 食物繊維84%  シチューのベースとなるだいずは、たんぱく質、ビタミンB群を多く含み、「畑の肉」と呼ばれる栄養食品です。良質のたんぱく質が多く、肉類と違い脂質が少なく、ヘルシーです。また、健康食品として注目成分であるイソフラボンを多く含みます。
 下のグラフを見るとビタミンAが多く含まれています。これは旬の野菜、にんじんとブロッコリーに含まれるカロテンによるもの。カロテンは体内でビタミンAに変わります。
 長寿の秘訣は、毎日の食生活。栄養たっぷりの美味しい食事を、毎食しっかりとるように心がけましょう