純国産 1日分の野菜×人

おいしさ、栄養、安心を
「もっと」追求した野菜飲料を作りたい

『純国産 1日分の野菜』は、伊藤園専用のにんじん「朱衣(しゅい)」を主体に、30種類の国産野菜を使用し、1日に必要な350g分の野菜の栄養がきっちり摂れる商品です。

伊藤園では、2004年に厚生労働省が推奨する野菜摂取量に当たる350g分の野菜を使用した『1日分の野菜』の販売を開始。2008年には栄養成分を独自に算出し、野菜量だけではなく350g分の主栄養成分を満たす商品にリニューアルしました。

今回の『純国産 1日分の野菜』は、「産地が気になる」「添加物が気になる」というお客様のお声をもとに、お客様に安心してお買い求めいただける「健康体」でしか手に入らない商品を作りたいという思いから誕生した商品です。その『純国産 1日分の野菜』についてお話しする前に、伊藤園の野菜飲料へのこだわりについてご紹介いたします。

内山部長

伊藤園 マーケティング本部 ブランドマネジャー 内山修二

『1日分の野菜』の成り立ち

私たちは自然、安全、健康にこだわり、おいしさ、栄養、安心をお客様にお届けすることを常に考えています。

その実現のため、厚生労働省による「健康日本21」で設定された、1日分の野菜の目標摂取量350gを満たす野菜飲料を作ることに着手しました。そうして誕生したのが、2004年5月に販売を開始した、『1日分の野菜』です。

1日分の野菜

また、伊藤園の野菜飲料には原産地を表記しています。当たり前に感じられる方も多いかもしれませんが、飲料業界としては異例のことで、当時業界団体から大反対されました。

原産地表記に踏み切ったのは、2007年に中国産の冷凍ほうれん草から残留農薬が検出され、多くの問い合わせをいただいたことがきっかけです。しかし、原産地を表記すると、ある原料が不作でもほかの国の原料を使うことができないなど、いくつかの問題が生じます。しかし、私たちは、

「お客様のほうを向いて商売をすべきだ」

という結論にいたり、原産地表記に踏み切りました。

<『純国産 1日分の野菜』の原料・原産地>

野菜30種類
■使用野菜:にんじん(宮崎県・鹿児島県・熊本県・北海道等)、トマト(岐阜県・北海道・長野県・山梨県・秋田県)、セロリ(長野県・愛知県・静岡県)、ピーマン(宮崎県)、メキャベツの葉(宮崎県)、大根(宮崎県)、かぼちゃ(北海道・宮崎県)、小松菜(長野県・群馬県・静岡県・熊本県・宮崎県・福岡県)、ヤーコン(長野県・北海道)、じゃがいも(北海道・茨城県・長崎県・千葉県)、水菜(茨城県・長野県・福岡県)、レタス(長野県・群馬県・茨城県)、パセリ(長野県・静岡県・千葉県・茨城県・福岡県・大分県)、クレソン(長野県・茨城県・栃木県・山梨県)、キャベツ(長野県・群馬県・愛知県)、ラディッシュ(長野県)、ほうれん草(長野県・九州等)、三つ葉(長野県・茨城県・静岡県・埼玉県・千葉県)、大麦若葉(広島県)、ブロッコリー(広島県)、ケール(広島県)、有色甘藷(宮崎県)、桑の葉(島根県)、よもぎ(山口県)、とうもろこし(遺伝子組換えでない)(北海道)、モロヘイヤ(山口県)、明日葉(広島県)、ゴーヤ(広島県)、アスパラガス(広島県)、しそ(群馬県)【産地は2019年6月現在のもの】

2007年には伊藤園の野菜飲料にとって、もうひとつ大きなニュースがありました。新聞で弊社以外の野菜飲料も含め、

「1日分」をうたう商品には、野菜350g分の栄養が入っていない

と報道されたのです。そもそも厚生労働省は、1日350g分を野菜摂取量の目安に、量については具体的に提示していますが、栄養素の基準は明言していません。野菜の種類によって栄養素は異なりますし、同じ野菜でも生産地によって含まれる栄養素の量は異なります。調理方法によっても栄養素は変化します。色々言い分もありましたが、商品は店頭から徐々に外され始めました。そこで私たちは再度話し合い、

「「1日分」の野菜と書いてあったら、お客様がその栄養素も期待するのは当然の心理。その分の栄養素が入っていないなら入れればいい」

という考えにいたり、独自に野菜350g分の栄養素がどのくらいになるのかを算出。報道から3か月後の2008年1月に、350g分の野菜の主栄養素β-カロテン、カルシウム、カリウム、ビタミンC、マグネシウムを含む商品にリニューアルしました。その中でもビタミンC、カルシウム、マグネシウムなど、野菜で補うのが難しい栄養素は食品添加物で補填しました。野菜を飲料にする際にどうしても失われてしまう栄養素を補填することで、名実共に『1日分の野菜』を作り上げたわけです。

栄養素

『純国産 1日分の野菜』の開発

もう一つ私たちの野菜飲料の大きな特徴といえば、伊藤園の野菜飲料専用のにんじん「朱衣(しゅい)」を使用していることでしょう。

朱衣

朱衣は、β-カロテンが一般のにんじんの1.5倍以上あり、糖度9と主要青果種と比べ1.1〜1.3倍のとても甘みの強いにんじんです。

朱衣の特長

『純国産 1日分の野菜』も、その「朱衣」がベースになっています。
その「朱衣」を主体に、30種類の野菜原料すべてを国産に使用しました。ただ、国産の野菜を使えばそれでいいということではありません。

「おいしさ」
「栄養」
「安心」

をお客様にお届けするというこだわりを、よりわかりやすいかたちで実現したいという思いがありました。

「おいしさ」については、完成度の高い味わいができたと自負しています。「朱衣」の自然の甘みが感じられ、トマトベースの野菜飲料が苦手な方にもおいしくお飲みいただけるのではないでしょうか。
「栄養」「安心」については、野菜350g分の主栄養素が摂れるのはもちろん、そのすべての栄養成分を食品由来の成分で担保しました。
これまで食品から抽出した成分で補うのが難しかった、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など、 『純国産 1日分の野菜』では、すべての栄養素が食品に由来しています。 ビタミンCは果実のアセロラ、カルシウムは海藻、マグネシウムは米ぬかから抽出、亜鉛と鉄は酵母由来、 食物繊維はトウモロコシ由来、と、すべて食品素材です。 栄養素を食品添加物で補填するのと食品由来の素材を使うのとでは、コスト面では大きな違いがあります。ですが、より安心できる原料を使う価値があると考え採用しました。

純国産 1日分の野菜

『純国産 1日分の野菜』は、伊藤園史上、最高級の野菜飲料です。

実際の野菜と比較しても、足りないのは食感くらいではないかと思っています。これからお客様のお声を頂戴するのが楽しみです。

内山部長