新ごぼうとキャベツたっぷりの親子丼 1人分583kcal おいしい食事で毎日健康に!旬野菜レシピ 世代を問わず、食卓で人気の高い親子丼。新ごぼうの歯ざわりとキャベツの甘みが特徴的な、一味違う親子丼を味わいましょう。
【材料(4人分)】
・新ごぼう 150g(1本)
・鶏ひき肉 250g
・キャベツ 500g(1/4個)
・卵 5個
・ごはん 3合
・青菜 適量
【調味料】
ごぼうの味つけ
・濃口しょうゆ 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・酒 小さじ1
・ごま油 小さじ1/2
・豆板醤 小さじ1/4
丼の汁
・だし 300ml
・濃口しょうゆ 100ml
・みりん 100ml

・油 大さじ1
【料理手順】
1.新ごぼうは食べやすいようにマッチ棒状に切り、水に浸けアク抜きする。アク抜きした新ごぼうを酢水(水2カップ/酢大さじ2)でゆで、温かいうちに味つけする。
2.テフロンフライパンを油にしく。油が温まったら、キャベツを強火でサッと炒め、丼の汁を加えて煮る。汁が沸騰してきたら、鶏ひき肉を加えてさらに煮る。
3.鶏ひき肉に火が通ったら、溶き卵を加え、卵とじにする。炊いたごはんの上に盛り、1で味つけした新ごぼうをあしらう。彩りに茹でた青菜の刻みを添える。
【調理のポイント】
さらりとした味が好みの人は、丼汁で使うみりんを煮切り、アルコール分を飛ばしましょう。卵とじをふわふわに仕上げるコツは、卵を溶きすぎないこと、1度で全てを入れてしまわないことです。卵をざっくり溶いたら、2度に分けて火入れしましょう。2度目は火を消してから入れ、フライパンにふたをすれば、余熱でふんわりさせることができます。

季節野菜で楽しむ
食卓の定番親子丼

 ふわふわの卵が食欲をそそる人気メニューの親子丼を、今回は新ごぼうやキャベツでアレンジしました。
 旬の食材独特のしぶ味やえぐ味をアクといいますが、アクも材料の味のうちです。新ごぼうは、アクを抜きすぎず、自然なおいしさを味わうために、たっぷりの水に15〜20分浸ければ十分です。このとき、水は取り替えないようにしましょう。
 簡単な調理でおいしくいただける丼物。丼汁のおいしい黄金率は、だし、濃口しょうゆ、みりんの比率が3対1対1であることです。この比率をもとに、季節野菜で変化をつけて、いろいろな味を楽しんでみましょう。

食物繊維やビタミンCが
たっぷり含まれているレシピ

一食あたりの栄養基準値に占める レシピの栄養値の割合 ※通常摂取を100%とする。 たんぱく質154% 資質78% カルシウム150% 鉄80% ビタミンB1 61% ビタミンB2 105% ビタミンC 133% 食物繊維59%  ごぼうやキャベツには食物繊維が豊富に含まれているので、腸の運動を活発にしてくれます。また、ごぼうのように噛みごたえのある食材は、噛む回数を増やし、顎をよく使うことで、顎の骨や顔の筋肉の発達を促します。
 キャベツに含まれているキャベジンは、胃腸の新陳代謝を促します。また、キャベツはビタミンCが豊富なのも特徴のひとつ。ビタミンCは抗菌作用があり、肌荒れ解消や、疲労回復にも効果があるといわれています。
 食事はゆっくりよく噛むことを心がけて、季節野菜のおいしさを味わいながら健康に過ごしたいですね。