伊藤園のサステナビリティ

伊藤園では、持続可能な(サステナビリティ)ビジネスモデルとして、「茶畑から茶殻まで」の一貫した流れの中で、社会や環境への貢献に努めています。1970年代に「茶産地の育成活動」を開始してから40余年。 お茶の製造で生じる茶殻を有効資源として活用するシステム構築と運用や、お茶を通じた食育活動、そしてお〜いお茶「お茶で日本を美しく。」キャンペーンに関連した環境保全活動など、事業を通じて社会課題解決にも貢献する活動を広げています。

伊藤園の代表的なサステナビリティの取り組み

  • 茶産地育成事業

    現在、日本では緑茶飲料の市場拡大などで茶葉の需要は増えていますが、茶農家は減り続けています。要因には主に、農家の高齢化、後継者不足などが挙げられます。
    伊藤園は、お茶のトップメーカーとして茶産地育成事業を通じ、高品質な茶葉を調達するとともに、農業の発展への貢献を追求しています。茶産地育成事業では、「契約栽培」「新産地事業)の2つの取り組みを行っています。

  • 茶殻リサイクルシステム

    「お〜いお茶」は、急須で入れるお茶と同じ作り方のため、茶殻が発生します。つまり「お〜いお茶」の販売量の伸びとともに、当然、茶殻の排出量も増加します。
    それまで肥料や飼料に有効活用してきましたが、2000年より、新たなリサイクル方法の研究をスタートさせ、独自の「茶殻リサイクルシステム」を開発。
    茶殻に“有効資源”としての新しい生命を与えました。

社外からの主な評価

<経営全般>
  ポーター賞(2013年)
<CSR活動の継続的改善>
  第一回 内閣府 ジャパンSDGsアワード 特別賞「SDGsパートナーシップ賞」(2017年)
  環境省 環境コミュニケーション大賞 優良賞(2015年、2016年、2018年)
<海外普及>
  農林水産省 日本食海外普及功労者表彰 農林水産大臣賞(2013年)

サステナビリティトピックス