• 背筋(はいきん)を鍛えて
    骨折しやすい背骨を守る!

    ミニ背筋運動

    おすすめの回数 1日10回×2セット

 みなさんは、中高年の女性が骨折する確率が高いのはどこの骨だと思いますか? 50歳の日本人女性が、その後の生涯で骨折する確率は、椎体(背骨の楕円形の部分)で37%、大腿骨で22%というデータがあります。じつは、背骨が一番骨折しやすい部位なのです。

 背骨の骨折予防には、医学的に実証されている背筋の強化が大切。今回ご紹介する「ミニ背筋運動」で、背骨の両脇に沿って表面を走る「脊柱起立筋」をしっかりと鍛えて、いつまでも元気で過ごしましょう。

  • 1 顔は下を向き、手は顔の横に置きます
  • うつぶせの姿勢になる

    うつぶせの姿勢になり、顔は下を向いたまま、手は顔の横に置きましょう。胸元が苦しい場合は、タオルなどをみぞおちの下に置くとラクになります。

  • 2 腰を痛めないよう、腰だけでなく背中全体を反らしましょう 床とあごは10cm以上離す
  • 背筋を意識しながら
    上体を起こす

    背中全体を反らすイメージで、あごが床から10cm以上離れるまで上体を起こしましょう。そのまま5秒間キープして、ゆっくりと元の姿勢に戻します。これを10回繰り返し、2セット行いましょう。

藤田医科大学病院 国際医療センター 教授 山王メディカルセンター 女性医療センター 医師 太田博明(おおた ひろあき)

監修

太田博明(おおた ひろあき)

藤田医科大学病院 国際医療センター 教授
山王メディカルセンター 女性医療センター 医師

慶應義塾大学医学部卒、米国ラ・ホーヤ癌研究所訪問研究員、慶應義塾大学医学部助教授、東京女子医科大学産婦人科主任教授を経て、2019年より現職。日本骨粗鬆症学会元理事長、日本抗加齢医学会監事。著書に『骨は若返る!―骨粗しょう症は防げる!治る!』(さくら舎)がある。