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偏食をなおしてはじめたい毎日ヘルシーな生活

Vol1偏食をなおしてはじめたい 毎日ヘルシーな生活

現代人は知らないうちに
偏食をしている可能性が

 あなたには嫌いな物、食べられない物、ありませんか?
 たいていの場合、いくつか苦手な食べ物があるでしょう。「好き嫌いなく何でも食べられる」という方でも、毎日の食事が質、量ともにバランスがとれていると自信をもっていえるでしょうか。
 ごはんと魚、野菜が中心だった日本人の食事は、1960年代頃から欧米化。摂取するエネルギー量やたんぱく質、脂肪の面からは栄養状態はよくなったといえますが、その反面、ビタミンやミネラル、食物繊維などは不足するようになりました。そうした傾向はここにきて、ますます強くなっています。
 カロリーや脂肪のとり過ぎにつながりやすい欧米型の食事に加え、同じくカロリーが高く、塩分も多くなりがちな調理済み食品に頼ってしまったり、外食の機会が増えていることも、栄養過多、偏食に拍車をかけています。
 朝食は抜きで、昼食は軽いもので簡単にすませ、夕食をたっぷりとるというように、1日の食事量の配分が偏っている食べ方、同じ調理法のものばかりで食べるのも偏食といえるでしょう。

図表

脂質過多の食事は、
メタボリック症候群の引き金に

図表  厚生労働省による2003年の「国民健康・栄養調査」によると、男女ともに朝食の欠食率は年々増加しています。成人の1日の野菜の平均摂取量も約270gと、国が掲げる目標値350gにまだまだ足りていないという結果が出ています。特に20〜40代の野菜不足が目立ち、30代の女性にいたってはなんと220g程度しかとっていません。
 先ごろ、厚生労働省は40歳〜74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人はメタボリック症候群か、その予備軍であるというショッキングな調査結果を発表しました。メタボリック症候群は内臓脂肪の蓄積に高血圧や高脂血、高血糖が重なった病態をいい、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めることがわかっています。脂質過多、エネルギー過多の食事はメタボリック症候群の発症を促すといわれています。

5色をそろえてバランスを
とる方法は簡単でおすすめ

 偏食をなくすにはどうすればよいでしょう。
 まずは1日3回の食事を、栄養のバランスを考えてしっかりと食べることです。主食・主菜・副菜を基本に、異なる栄養素をもつ多様な食品を、調理方法が偏らないように組み合わせるのが理想です。
 もっと簡単に栄養バランスが確認できると注目されているのが、色でチェックする方法です。赤・白・黄・緑・黒の5色の食品を毎回の食事に意識してとり入れれば、自然と栄養バランスがよくなるというものです。食材の色は見た目で判断して構いません。
 これなら子どもからお年寄りまで、誰でも行うことができます。また、家で食事をつくるときも、外食のときも、いつでも応用できるのもこの方法のよさといえるでしょう。
 まずは自分の食生活を見直しましょう。問題点が明らかになったら、早速、改善を。食事だけでは栄養バランスが心配というときは、機能性飲料やサプリメントなどで補ってもよいでしょう。ただし、あくまでも基本は食事であることを忘れずに。

図表


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