初対面で相手の顔を見た瞬間に、その人のイメージはかなり決まるといわれます。もしそのとき険しい顔をしていたら、怖そうな人、気難しい人といった印象を抱くのではないでしょうか。反対に、ステキな笑顔であいさつされたら、やさしい人、心温かそうな人というイメージを持つに違いありません。
一方で、よく耳にするのが「日本人は表情に乏しい」という評価。確かに、日本には感情を表に出すのはつつしみに欠けるとする伝統がありました。でも、今やグローバルな時代。もっと喜怒哀楽を表に出してもよいのではないでしょうか。なぜなら表情は言葉同様、コミュニケーション手段の一つだからです。
![印象のよい表情の条件 ひたい・眉間…ひたいの横じわは悲しみや心配そうな印象、眉間の縦じわは不快そうな印象を与えます。眉間をリラックスさせて。 目もと…目を細めたり伏し目がちにせず、まぶたを上げて、瞳を開けば、表情もいきいきします。 あご・首…あごを突き出したり、引きすぎるとネガティブな印象をつくります。相づちや返事をするときは、首だけ小刻みに振りましょう。 口もと…半開きはだらしなく、口角が下がっていると不機嫌そう、不自然に笑うより、口を軽く閉じるほうが好印象。 僕たちは毎日ニコニコしているよ](/images/freepage/kisetukenko/11/11_01.jpg)