簡単、おいしい、温まる
冬の定番メニューにぴったり
寒い季節には温かい料理で体の芯からほかほかに。そこで今回は「健康体30品目野菜」でつくった特製のチーズに、食材を絡めていただくチーズフォンデュをご紹介します。
スイスの鍋料理であるチーズフォンデュは、フランス語の「溶ける」という意味からきています。本場のスイスでは鍋の中にパンを落とした人はバツゲームを行うというルールも。ゲーム感覚でルールを決めて鍋を囲むのも賑やかでよいですね。
チーズフォンデュは専用の鍋がなくても大丈夫。電子レンジで耐熱容器に入れたチーズを溶かし、その容器ごと低温の状態にしたホットプレートに乗せておけば、とろとろの状態を保つことができます。具材をプレートの縁で焼き、それをチーズにつけて食べても格別です。フランスパンなど、フォンデュの具としておなじみの食材はもちろん、和のイメージが強い小かぶも、チーズと相性抜群なのでぜひ試してみてください。
このメニューで特に多く摂取できるのが、チーズに含まれるカルシウム。現代人に不足しがちといわれるカルシウムは、歯や骨の成分になるほか、体内の鉄の代謝を助けたり、イライラを鎮めてくれたりと、私たちに欠かせない成分のひとつです。
具材で使用したブロッコリーはビタミン類や食物繊維が豊富。また、メキャベツは一般的なキャベツに比べビタミンCは約4倍、食物繊維は約3倍を含むといわれているので、この季節にぜひいただきましょう。
つくり方も簡単ですので、賑やかに鍋を囲みながらさまざまな旬の食材を試して、冬の定番メニューにしてはいかがでしょうか。