2019年1月10日(木)〜11日(金) 宮崎県に朱衣を見に行こう!ツアーが行われました

1月10日、11日の2日間「健康体」をご利用いただいているお客さまの中から抽選で5組10名様をご招待し、「宮崎県に朱衣(しゅい)を見に行こう!ツアー」を開催しました。

「朱衣」に触れ、味わう旅

伊藤園が野菜飲料に最適な味わいとおいしさを求め、長年にわたる比較栽培・加工評価を重ね、厳選したこだわりのにんじん「朱衣」。

朱衣

一般公募により名付けられ、現在、伊藤園の独占契約によって、宮崎県をはじめ南九州の契約農家で生産されています。特に雪がほとんど降らず、日照量の多い宮崎県はにんじんを作るのにぴったりの場所なのです。

「宮崎県に『朱衣』を見に行こう!ツアー」は、「朱衣」の主要生産地である宮崎県の畑を訪ねるツアーで、今年が4回目の開催となります。
例年、「朱衣」は、お盆すぎから9月上旬にかけて種蒔きが行われ、12月頃から順次収穫を行います。1月はちょうど収穫期。今年もその時期に合わせ、ツアーを実施しました。

宮崎空港

開催日当日、参加者のみなさんは全国各地から宮崎空港に集合します。全員が揃ったところで、まずは昼食会場へ。せいろの蒸し料理と豚汁で「朱衣」をお試しいただきました。

食事

昼食でお腹を満たした後は、旅のメインイベントである、「朱衣」畑での収穫体験へと向かいます。

畑

農家の方からのアドバイスを受け、さあ「収穫」開始です。

畑

最初は慣れない手つきで、戸惑いながら、にんじんを掘り起こしていたみなさんですが、「土がやわらかいから、あまり力を入れなくてもいいのね」と、あっという間にコツをつかみ、配布された袋は、みるみるうちに鮮やかな「朱衣」で満たされていきます。

畑

ご自身で収穫した「朱衣」を水で洗い、その場で味見される方もいらっしゃいました。「おイモみたいな甘さですね」と歓声が上がります。

畑

「朱衣」を栽培している右今さんは、こだわりをこう語ります。

右今さん

「通常のにんじんは横に広がっていくのですが、「朱衣」は下のほうに成長していきます。また、他のにんじんよりも1か月以上も時間をかけて成長させ、おいしさを蓄えます。いちばん気をつかうのは、種を蒔いてから発芽まで。種が小さいので芽が少し弱いんです。種を蒔く時期は、天気予報を見て決めます。ちょうど芽が出る頃に雨が降るタイミングを狙って、種を蒔いています」

畑

畑では一般のにんじんと「朱衣」の食べ比べ、「朱衣」のピューレの試食も行いました。

畑

「普通のにんじんよりずいぶんと赤っぽいのね」「甘さが違うわ」といった感想が聞こえてきます。
生のものを切った断面も見ていただきましたが、「朱衣」は中心部まで濃いオレンジ色で、「見た目から全然違うのね」といった声もありました。

畑

ご自身で収穫された「朱衣」は、そのままお持ち帰りいただきます。

畑

袋いっぱいのにんじんは、なかなかの重量。畑から数十メートル先に駐車しているバスに運ぶのに、少し苦労するほどの「大収穫」でした。

畑

伊藤園ならではの「お茶」講座も

「朱衣」の収穫体験後は、宮崎県農協果汁株式会社へ。
日向夏(ひゅうがなつ)ジュースなど宮崎県産の原料を使った自社製品の生産のほか、「朱衣」を飲料の形にして、充填する作業も行っている会社です。

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ここで簡単に飲料ができる工程をご紹介しましょう。まずは原材料となる果物や野菜を機械で搾汁します。
その後、それぞれのレシピをもとに、ほかの材料と合わせるなどして加工。飲料を完成させます。その完成した飲料を、紙パックや缶、ペットボトルに充填するのです。
今回は、飲料をペットボトルに入れるラインを見学しました。ペットボトルが製造される仕組みに、みなさん興味津々のようで、工場の方のお話に真剣に聞き入っていました。

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その後、お待ちかねのティータイム。参加者のみなさんそれぞれで「深蒸し煎茶 つやみどり」を淹れていただきました。

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「つやみどり」は、静岡県牧之原市の勝間田地区の茶畑で、生産者の方々により丹精を込めて育てられた一番茶を100%使用した深蒸し煎茶。二煎目はもちろん、三煎目もおいしくいただけるのが特徴です。

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お茶のおいしさの決め手となるポイントは、葉っぱの量とお湯の量、浸出時間、お湯の温度の4つです。
なかでもお湯の温度は重要で、微妙な温度差がお茶の味を変化させます。茶葉によっても異なりますが、一般的には緑茶は80℃のお湯で40秒抽出するのがおすすめです。
渋み成分であるカテキンは高温で、甘み、旨みのもととなるアミノ酸は低温で溶け出すため、渋いお茶が飲みたいときは高温で、玉露など、とろっとした甘みのあるお茶が飲みたいときは低温で抽出するといいでしょう。

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また、急須はおじぎさせるように手早く淹れていくこと。雑味が出てしまうので、淹れるときにはお湯はしっかりと切り、急須は回さないようにしましょう。

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またお茶は、袋に入れて空気に触れないようにしてから缶に入れ、冷蔵庫で保存すると長持ちします。お茶の葉は香りを吸収してしまうので、しっかり密閉してください。

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工場を出たあとは、一路、ホテルへ。温泉で旅の疲れを癒しました。

朱衣の栄養を育む宮崎の大地

2日目は、みなさまに宮崎観光をお楽しみいただきました。

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まずは縁結びの社として有名な「青島神社」へお参りします。四方を美しい海に囲まれた青島神社は、古代から祭祀が行われていたことで知られています。
みなさま古式にのっとり、浜で「タカラガイ」を探して社にお供えしました。

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次に訪れたのは「宮崎神宮」。日本の初代天皇・神武天皇をまつった由緒ある古社です。

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「狭野杉」を用いた社殿に参拝したみなさまは豊かな自然に囲まれた境内の清浄な空気を味わい、悠久の歴史と宮崎という土地の豊かさを感じられたことでしょう。

食事

お昼には宮崎のうどんをお召し上がりいただきました。実は宮崎は隠れたうどんの聖地。ゆで汁が入った丼で供される「釜揚げ」が宮崎うどんの名物です。

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昼食後に宮崎空港で解散となりました。2日間はあっという間です。
みなさま、「朱衣」のふるさと、宮崎を楽しんでいただき、お客様ご自身で収穫した「朱衣」とともに、それぞれの帰路へつきました。
お持ち帰りいただいた「朱衣」は、どんな風にお楽しみいただいたのでしょうか。

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ツアーにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

お客様の声

品質に妥協することなく、生産から出荷まで拘りをもっていることがよく伝わりました。長く愛される理由はそこだと思います。勉強になりとても有意義な時間となりました。ありがとうございました。
<和久田様>

自分勝手なお茶の入れ方をしていましたが、今まで聞くことの出来ないようなことを聞くことが出来ました。
<古城様>

本当に来て良かった!!主人が頑張って朱衣人参をあんなに獲ってくれるとは思わなかったので、30キロも頂きました!!3月号の雑誌楽しみです。人生の良い思い出、旅になりました。
<稲葉様>

企業努力が大変伝わり、ツアーに参加された皆様とも楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
<和久田様>

スタッフの皆様のお心遣いに感謝致します。五組という人数でしたので皆さん仲良くお話が出来て楽しかったです。食事もおいしくて大満足。亥年の始まりに旅行が夫婦で出来て、この一年も貴社の製品で健康に過ごせるようにしっかり愛飲します。
<鳴美様>