5分でできる貯筋運動

第5回
おなかの筋肉を鍛えてサッと起き上がる!

おなかの筋肉を鍛えると、布団から起き上がる動作がラクに行え、また、腰が反りにくくなり、腰痛の改善も期待できます。
貯筋運動は、8〜16回で1セット
無理せずできるようになったら1日2セットやってみましょう。

座ってできる貯筋運動 上体起こし
  • 1

    いすに浅く座る

    脚を腰幅に開き、いすに浅く腰かけます。手は胸の前で組むか、おなかに添えましょう。

    あごを引いて背中を丸める。

    あごを引いて背中を丸める。
  • 2

    あごを引いたまま、体を後ろへ倒す

    息を吐きながらおなかをへこませて、おへそを見ながら体をゆっくりと後ろへ倒します。あごを引いたまま、元の姿勢に戻りましょう。

    注意
    腰は反らさずに、背中を丸めたままで行いましょう。

    呼吸は止めずに、元の姿勢に戻るときに吸う。
床で行う貯筋運動 上体起こし
  • あごを引いて背中を丸める。

    1

    ひざを立てて床に座る

    座布団やクッションにもたれて、脚を腰幅に開き、ひざは90度に曲げます。手は胸の前で組むか、おなかに添えましょう。

  • 呼吸は止めずに、元の姿勢に戻るときに吸う。

    2

    おへそをのぞくように起き上がる

    息を吐きながらおなかをへこませて、おへそをのぞくようにゆっくりと起き上がります。あごを引いたまま、元の姿勢に戻りましょう。

    注意
    腰は反らさずに、背中を丸めたままで行いましょう。

取材協力

公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

健康・体力づくりの普及・啓発を目的に、広報誌・月刊「健康づくり」やパンフレット、インターネットを通じた広報活動、指導者の育成、健康・体力づくりを推進する調査、研究を行う。「貯筋運動」は東京大学名誉教授 福永哲夫氏が提唱し、同財団が普及に努めている。

http://www.health-net.or.jp