5分でできる貯筋運動

第6回(最終回)
つまずきにくく、ふんばる力をつける!

すねの筋肉を鍛えると、つまずきにくくなり、お尻の横の筋肉を鍛えると、横に転倒しそうになってもふんばれるようになります。
今回の運動は、左右それぞれ16回ずつ行って1セットです。貯筋運動はこれで最終回ですが、これからもぜひ「貯筋」を続けて健康にお過ごしください。

座ってできる貯筋運動 つま先上げ
  • 1

    良い姿勢でいすに座る

    脚を腰幅に開き、背筋はまっすぐに。目線は前に向けます。

    手はいすに添える。

    1.良い姿勢でいすに座る
  • 2

    つま先をゆっくり上げて下ろす

    上体は良い姿勢を保ち、かかとを床につけたまま、つま先をすねに近づけるように、上げたり下ろしたりします。これを左右繰り返します。

    2.つま先をゆっくり上げて下ろす / すねに力が入っていることを意識する。
  • 1

    良い姿勢で立つ

    脚を腰幅に開き、つま先とひざは同じ向きに。目線は前に向けます。

    手はいす、または机に添える。

    1.良い姿勢で立つ / 手はいす、または机に添える。
  • 2

    片脚を横に上げる

    片方の脚に重心を移し、もう一方の脚を横に上げます。左右の脚で、それぞれ16回ずつ行いましょう。

    お尻の横に力が入っていることを意識する。

    注意
    高く上げる必要はありません。上げる脚のつま先とひざは前に向けたまま、外側や内側に向かないようにしましょう。

    2.片脚を横に上げる / お尻の横に力が入っていることを意識する。


取材協力

公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

健康・体力づくりの普及・啓発を目的に、広報誌・月刊「健康づくり」やパンフレット、インターネットを通じた広報活動、指導者の育成、健康・体力づくりを推進する調査、研究を行う。「貯筋運動」は東京大学名誉教授 福永哲夫氏が提唱し、同財団が普及に努めている。

http://www.health-net.or.jp