• 眉間とおでこのシワを取る!

 眉間とおでこのシワの原因は年齢ではなく、シワを寄せる癖がついているから。シワを作っているのは「緊張」なので、ムダな力を抜くことがシワの改善につながります。

 また、目を開くときに額の筋肉を使っている人が多いのですが、目を開く筋肉は目の周りにある上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)です。額の動きがシワにつながるので、眉と額を動かさずに目を開く癖をつけましょう。上眼瞼挙筋を鍛えれば、まぶたが下がってくるのを抑え、目力もアップします。ぜひ、鏡を見ながら行ってみてください。

 トレーニングを始める前に、「トレーニング前の準備」をご覧ください。

眉リセット

おすすめの回数 1〜3セット

眉の緊張を解いて、シワを改善。

  • 1
  • 目を軽く閉じ、親指と人差し指で眉頭のあたりを軽くつまみます。

  • 2
  • 指の位置を眉頭から眉尻へ移動

    指を軽く揺らしながら少しずつ眉尻に移動させ、眉全体をゆるめます。1〜3セット繰り返しましょう。

アイトレフロント

おすすめの回数 3〜5セット

おでこのシワを改善。目力もアップ!

  • 1
  • 目を開くときは額にシワが入らないように

    眉を上げないように、額を手で抑えたまま目を大きく開きます。そのまま5秒キープしたら、軽く目を閉じます。

  • 2
  • 1を3〜5セット繰り返したら、目を大きく開いて、手を外し鏡を見ます。額にシワを寄せずに目がしっかり開いていればOKです。

  • トレーニング前の準備
    (コアフェイスを作る)

    姿勢が悪く顔が傾いていると、トレーニングの効果が表れにくくなります。トレーニングの前に姿勢を整え、顔の中心軸(コアフェイス)を作りましょう。

  • 1 頭を高く引き上げる 額とあごは床に対して90度 骨盤が前、または後ろに傾かないように
  • 椅子に座って座骨をゆらゆら揺らしながら、頭をより高い位置に引き上げていきます。

  • 2 力を抜いて、肩を上げない
  • 顔の中心に軸を作ることを意識して姿勢を正します。呼吸を繰り返しながら、顔、体、心の緊張を緩めましょう。

表情筋研究家 間々田佳子(ままだ よしこ)

監修

間々田佳子(ままだ よしこ)

表情筋研究家

「コアフェイストレーニング(顔筋トレ)」考案者。顔ヨガ講師を経て、表情筋研究家に。自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた顔の筋トレがメディアで話題となり、 研修やイベント等で講師を務めるなど、全国各地で活動している。これまでに出版した著書は15冊累計56万部を突破。講座受講者は3万人を超える。最新刊は『間々田佳子のかんたん顔筋トレ』(KADOKAWA)。