• ほうれい線を薄くする!

 顔のシワの中でも特に老けた印象になるのが、頬の下、鼻から口の左右にかけてできる「ほうれい線」です。これは肌の弾力が失われることと、頬のたるみが原因。「バルーンフェイス」で、アイロンをかけるようにほうれい線を伸ばしましょう!頬を空気で膨らませるだけなので、とっても簡単です。

 もうひとつ「フェイスストレッチ」も、ほうれい線に効果的。有名なムンクの絵画「叫び」のように、思い切り上下に伸ばしましょう。顔の血行が良くなり、目の下のたるみやむくみも改善します。

 トレーニングを始める前に、「トレーニング前の準備」をご覧ください。

バルーンフェイス

おすすめの回数 3〜5セット

頬を膨らませて、ほうれい線を伸ばす!

  • 1
  • 内側から空気で頬を押す

    口を閉じ空気を含み、左のほうれい線を伸ばすように空気で左の頬を膨らませ、5秒間キープします。

  • 2
  • 右のほうれい線も同様に行います。これを交互に3〜5セット繰り返しましょう。

フェイスストレッチ

おすすめの回数 3〜5セット

顔の緊張をゆるめ、血流もアップ!

  • 1
  • 額にシワが入らないように鏡でチェック!

    口を「お」の形にすぼめてから、思い切り鼻の下を伸ばします。

  • 2
  • あごが前に出ないように気をつけましょう

    1 の状態のまま目線を限界まで上に上げ、5秒間キープします。これを3〜5セット繰り返しましょう。

  • トレーニング前の準備
    (コアフェイスを作る)

    姿勢が悪く顔が傾いていると、トレーニングの効果が表れにくくなります。トレーニングの前に姿勢を整え、顔の中心軸(コアフェイス)を作りましょう。

  • 1 頭を高く引き上げる 額とあごは床に対して90度 骨盤が前、または後ろに傾かないように
  • 椅子に座って座骨をゆらゆら揺らしながら、頭をより高い位置に引き上げていきます。

  • 2 力を抜いて、肩を上げない
  • 顔の中心に軸を作ることを意識して姿勢を正します。呼吸を繰り返しながら、顔、体、心の緊張を緩めましょう。

表情筋研究家 間々田佳子(ままだ よしこ)

監修

間々田佳子(ままだ よしこ)

表情筋研究家

「コアフェイストレーニング(顔筋トレ)」考案者。顔ヨガ講師を経て、表情筋研究家に。自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた顔の筋トレがメディアで話題となり、 研修やイベント等で講師を務めるなど、全国各地で活動している。これまでに出版した著書は15冊累計56万部を突破。講座受講者は3万人を超える。最新刊は『間々田佳子のかんたん顔筋トレ』(KADOKAWA)。